みなさんそれぞれ、営業の効率を上げるために様々な工夫を凝らしていると思います。効率的な営業を行うために必要な事は、ある程度狙うべきターゲットを絞る事です。
いつまでも漫然と関連性のありそうな相手に営業をかけているだけでは、なかなか効率の良い営業にはつながりません。
反響率の高いコアターゲットを発掘する事が大切なのです。
コアターゲット
コアターゲットとは、様々な層が存在する顧客のうち、自社で扱っている商品やサービスを特に力を入れて販売したい顧客層のことです。顧客層によってお勧めする商品やサービスの内容やマーケティング活動で使用する情報、伝えるべきメッセージが変わってきます。
反対に言うと、コアターゲットを絞る事が出来れば、こちらの行動もおのずと決まってくるのです。そのコアターゲットを見つけ出すのに役立つのが、リスト作成ツールなのです。
顧客の指向性が今ほど多様化する前は、顧客層の分類には、顧客の年齢や性別、職業などを基準としたデモグラフィックな分類が中心となっていました。(40代、男性、会社員)(30代、女性、主婦)などといった分類です。
それ以上の細かい分類は、ほとんど必要さえなかったのです。やがて、こういった層分けはどんどん細かくなっていき、独身、既婚、子持ちなどのライフステージによる分類や、価値観を基準とするサイコグラフィックな分類が中心になるようになりました。
こういった細かい分類分けにも力を発揮するのが、リスト作成ツールなのです。
リスト作成ツールを活用しよう
今までの電話帳や名簿業者を利用したリストでは、せいぜい業種と社名、電話番号程度しか分かりませんでしたが、リスト作成ツールを利用するとありとあらゆるキーワードで検索してリストを作成することが可能になります。例えば、成長著しい企業や、新しく設立された企業、さらには福利厚生に力を入れている企業、リクナビに大阪の求人を出している企業、などといった条件で企業を抽出し、その企業のリストを作成する事が出来るのです。
ここまで細かい条件で企業を抽出してリストを作る事が出来れば、コアターゲットを発掘するのも簡単になると思いませんか?実際に、リスト作成ツールを利用するようになってから、営業の成績がそれまでとは目に見えて格段に向上した、という事例が少なくないのです。
それは、しっかりとコアターゲットに絞って営業をかける事が出来ているからなのです。それまでは、その会社が何に力を入れているのかも知らずにただ闇雲に電話をしたり、飛び込み営業をしたりするだけだったので、ほとんど毎日が徒労に終わっていたのですが、リスト作成ツールを利用するようになってからは営業の成功率も嘘のように上昇し、利益率も大幅に高くなった、という事例がたくさんあります。
そのうえ、リストを自分で作らなくていいので人件費も削減できているのです。さらに、営業のモチベーションも上がりますから、まさにいいことずくめです。
営業の効率を高めるためには、コアターゲットを発掘する事が大切だという事は、みなさんご理解されている事だと思います。いつまでも前時代的な、根性で営業成績を上げてこい!などと言っているような方はさすがにもうおられないでしょう。
効率的な営業活動を行うためには、コアターゲットをつかむためのリストの作成が必要になってきます。しかし、そのようなリストを営業担当者が自分で作るのは、並大抵の事ではありません。
それを現実のものにしてくれるのが、リスト作成ツールなのです。あなたもリスト作成ツールを利用して、営業成績を高めてみませんか。
きっと、あなたが頭で考えているよりもはるかに高い成果を上げる事が出来るでしょう。