パソコンの操作があまり得意とは言えない方にとって、一番の気掛かりは「自分がそのツールを使いこなせるのか」という操作に関する部分ではないでしょうか。どんなに便利なものだとしても、なかには使いこなせる自信がなく導入に踏み込めない方もいらっしゃいます。
何だか難しそうだ、というイメージが先行しがちですが、リスト作成ツールの操作は難しいものではありません。
その根拠となる部分をご説明します。
操作をサポートしてくれる様々な工夫
まず、ひと目で操作が分かるように画面が工夫されているものが多いです。多くは起動直後のメニュー画面内に「キーワード検索」や「ウェブ索」「データベース検索」などの名称で、検索エンジンが分りやすく記載されています。
いくつもの画面を遷移しなくても良いため、比較的、直感的な操作で作業ができるようになっています。
次に、抽出条件の設定画面もシンプルなものが多いです。例えばメニュー画面から「ウェブ検索」を選択すると、次に抽出条件の設定画面が自動的に表示されます。
画面上に抽出したいキーワード(例:東京 リスト作成)を入力するだけで条件設定が完了します。このように簡単な操作で条件を入力することができます。
条件設定には、チェックボックスで選択する項目もあり、メールアドレスやFAX番号などの抽出したい情報にチェックをつけるだけで、その情報も一緒に抽出してくれます。
この他には、除外キーワードを設定する欄などが設けられているものも多いです。更に細かく設定したい場合は、高度な設定や詳細設定などの名称のタブまたは項目を選択することで、WEB全体から収集するのか、特定サイトからの収集するのかなどの設定も可能です。
いずれも分かりやすく記載されているものが多く、検索条件に複数の指定が必要になっても、あまり迷うことなく操作ができる仕様になっているものが多いです。また、一度設定した抽出条件を保存できる機能がついたツールが多いのも操作しやすい理由です。
設定した抽出条件を複数保存してくれ、その大半が保存した抽出条件を条件設定画面から選択または読み込んで選択する仕様になっています。何度も条件を設定する必要が無い為、手間も省け操作が楽になります。もちろん一度保存した抽出条件の変更や削除も出来るので安心です。
さらに、抽出したデータも簡単に保存できます。条件設定画面や、ツールの設定画面でデータの保存先をあらかじめ指定できます。
パソコンでファイルを保存する時にも、保存先のフォルダを指定しますが、リスト作成ツールも同様の作業工程で抽出データの保存先を指定できる為、特に難しい作業はありません。保存したデータは何度でもエクセルファイルに出力することができるので、使用の都度収集や抽出作業をする必要もありません。
またリスト作成ツールの中には、保存されている抽出条件で定期的にWEB検索し、WEB上で更新情報がないか確認する機能がついたものもあります。最新情報を見つけた場合は、リストも最新の状態へ上書きしてくれる便利な機能がついたものがあり、定期的に人の手で再収集の作業をする手間が省けるだけでなく、特別な設定も不要です。
まとめ
そうは言っても、やはり操作出来る自信がないという方はいます。リスト作成ツールの中にQ&Aやマニュアルが設けられているものがある為、操作に不安を感じている方はマニュアルを見ながら操作するのが一番です。
マニュアルには言葉だけでなく図も一緒に描かれているので操作方法がより分かりやすくなっています。またWEB上にマニュアルへのリンクが設置されている場合や、電話やチャットでサポートを受け付けている提供元が大半ですので、慣れるまではサポートなどを活用しながら操作をしてみましょう。
それでも不安という方はまずトライアル版や、無料モニターなどを試して一番使いやすいリスト作成ツールを導入するのも1つの方法です。